「終生飼養」の記事一覧

「終生飼養」は、主に動物愛護で用いられる用語。一言でいえば、飼い主の責任で、最後まで責任を持って飼いましょう、ということ。

動物愛護法は、正式名を「動物の愛護及び管理に関する法律」という。1973年に成立した後、複数回改正され、直近の改正は2019年。直近のものを指すときは「改正動物愛護法」とも呼ばれる。

2012年の動物愛護法改正で、所有者の責務に終生飼養や適正な繁殖に係る努力義務が加わった。動物愛護法の対象は哺乳類、鳥類及び爬虫類に限られるが、外来種の飼育でも終生飼養の呼びかけが行われている。

動物愛護法でいう終生飼養とは、動物の所有者の責務として動物がその命を終えるまで適切に飼養すること老齢や病気になったからといって行政に引取りを求めたり、殺傷・遺棄したり、飼育を放棄したりといった行為は避けましょう。

どうしても飼えなくなった場合は、自分で新たな飼い主を見つけたり、保護団体に相談することが望ましい。