日本に生息しているザリガニの種類と違い、見分け方について。日本に住んでいるザリガニには在来のニホンザリガニの他、外来種のアメリカザリガニとウチダザリガニの3種類がいます。ニホンザリガニやウチダザリガニは北海道など北方中心ですが、アメリカザリガニは全国に生息しています。
在来種のニホンザリガニは冷涼な環境を好み、東北の数か所と北海道に生息するのみです。アメリカザリガニは小さい頃赤くないのでよく間違えられますが、関東以西で在来種のニホンザリガニが見つかったという話は、99.9%アメリカザリガニ幼体の誤認です。
日本に生息しているザリガニは3種
日本に生息しているザリガニは、在来のニホンザリガニ、外来のアメリカザリガニとウチダザリガニの計3種です。一番身近なのは全国に生息しているアメリカザリガニでしょう。
写真は、上からウチダザリガニ、アメリカザリガニ、ニホンザリガニ。


ウチダザリガニとアメリカザリガニの違いと見分け方


ハサミ抜きで15cmに達する大型種ウチダザリガニと10cm未満のアメリカザリガニ、という体格の違いのほか、ハサミが大きく異なります。
ウチダザリガニはハサミの付け根に白い模様があり、表面はなめらかでトゲはありません。アメリカザリガニのハサミは全体に赤くトゲトゲがあり、ハサミの付け根の白い模様はありません。


全体に、ウチダザリガニはロブスターっぽい感じです。


ニホンザリガニとアメリカザリガニの違いと見分け方
ニホンザリガニは北海道を中心に生息する在来種で、ハサミ込みで10cm未満と3種のなかで最小です。渓流など冷涼な水辺に住みます。ニホンザリガニは、大きさのほかにハサミにトゲトゲも白い模様もないことで、アメリカザリガニやウチダザリガニと区別できます。


とても興味深い記事拝見いたしました。
今年9月中旬頃、水中生物を自宅飼育したく、
xx県yy川にて
色々採取していたところ、今まで見たことのないザリガニを
捕獲しました。
特徴等照らし合わせた結果、
色・ハサミ・ひげ・顔つき・斑点模様から
どうも二ホンザリガニと思われます。
まさかと思われますか?
コメントありがとうございます。
宮城県にはニホンザリガニは生息していないと思いますが、アメリカザリガニかは背面の左右の筋(隆起線)が閉じているかで判別できます。
資料の画像を記事に追加したので見てみてください。
よろしくお願いします。