日本に生息しているザリガニの種類と違い、見分け方について。日本に住んでいるザリガニには在来のニホンザリガニの他、外来種のアメリカザリガニとウチダザリガニの3種類がいます。ニホンザリガニやウチダザリガニは北海道など北方中心ですが、アメリカザリガニは全国に生息しています。
日本に生息しているザリガニは3種
日本に生息しているザリガニは、在来のニホンザリガニ、外来のアメリカザリガニとウチダザリガニの計3種です。一番身近なのは全国に生息しているアメリカザリガニでしょう。
写真は、上からウチダザリガニ、アメリカザリガニ、ニホンザリガニ。
ウチダザリガニとアメリカザリガニの違いと見分け方
ハサミ抜きで15cmに達する大型種ウチダザリガニと10cm未満のアメリカザリガニ、という体格の違いのほか、ハサミが大きく異なります。
ウチダザリガニはハサミの付け根に白い模様があり、表面はなめらかでトゲはありません。アメリカザリガニのハサミは全体に赤くトゲトゲがあり、ハサミの付け根の白い模様はありません。
全体に、ウチダザリガニはロブスターっぽい感じです。
ニホンザリガニとアメリカザリガニの違いと見分け方
ニホンザリガニは北海道を中心に生息する在来種で、ハサミ込みで10cm未満と3種のなかで最小です。渓流など冷涼な水辺に住みます。ニホンザリガニは、大きさのほかにハサミにトゲトゲも白い模様もないことで、アメリカザリガニやウチダザリガニと区別できます。